2018年7月18日水曜日

360度カメラTHETA SCでドローン空撮風画像を撮る      (自撮り棒改造)

リアとフロント側のドローン空撮風静止画を撮ってみた。
画面をドラッグすると360度の景色を俯瞰できる。



リア側ドローン空撮風画像 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA




フロント側ドローン空撮風画像 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA


360度カメラで空撮風画像が撮れることが分かり、自撮り棒を改造してさっそく試してみた。
THETA SCの接続部の自由雲台等がボディーの厚みより大きいと接続部の自由雲台等の映りこみが発生する。そこで、マルチスタンド石突部先端がTHETA厚みより細いことを利用して、映りこみを防ぐため以下の加工・工作を行う。


1)アマゾンでリコー360度カメラTHETA SCとサンワサプライマルチスタンド(一脚)(型番:DG-CAM14)を購入する。

2)アマゾンでカメラ用の「MENGS」SR-55 1/4インチネジ(19㎜×φ12㎜)を購入する。ホームセンターではカメラ用に使用されているユニファイネジは在庫していない。

3)このマルチスタンドは軸の太い方にカメラネジが付いていて、細い方には床面に固定するための石突が付いている。今回は通常の使用に反して、逆側の細い方にカメラネジを取り付けるため付いている石突を取り外す。

4)取り外した石突受け部を加工して1/4インチネジをエポキシ接着剤でスタンド先端部に取付ける。

5)スタンドをバイクに立てると軸の太い方のスタンド先端部にもともと付いているカメラネジがリアシート部に直接あたるのでゴムスポンジを両面テープで貼りつけクッションとする。不要なストラップも取り外す。




6)ヘルメットあごマウントに使用したまな板の残りでスタンド受け部を加工する。スタンド受け穴とリアキャリア共締め用穴2か所をあける。概略寸法170㎜×140㎜。

7)スタンド受け部は、リアキャリアの前側2か所で共締めして固定する。共締め部の反対側のシート側には高さ25㎜のゴムスポンジをはさみ込みスタンド受け部に貼り付けて補強する。スタンド受け穴にスタンドを差し込み、スタンド上部はトップボックスにタイヤゴムバンドで固定できるようにする。ここまでで、加工・工作は完了。




8)アンドロイドのスマートフォンと連携するアプリは、PlayストアでTHETAとTHETA+をダウンロードする。

9)バイクでは、THETAを取り付けたスタンドをリアシートに立て、スマホとTHETA SCをwi-fi接続しスマホアプリのTHETAより静止画または動画を撮影する。スマホでのシャッター操作のためスマホが固定されていないと操作しにくいので、ハンドルに専用のスマホホルダーでスマホを固定する。リア側から撮影するときはスタンドは1段のみ延ばす。フロント側撮影時は2段延ばす。


リアからドローン空撮風に撮るセッティング
(参考・参照サイト:古川昭夫さんfacebook)

フロントからドローン空撮風に撮るセッティング


10)スマホアプリのTHETA+により動画の前後を短縮したり、音楽を入れて編集できる。静止画はTHETAアプリからすぐtheta360.comに投稿できる。360度動画はYouTubeとfacebookが対応。LINEは静止画は360度対応、動画は180度に変換されて表示されるようだ。



11)theta360.comに限定公開で投稿した画像は、html埋込コードを取得しブログ原稿に張り付けられる。ただし5MBまでの容量制限があるので静止画のみ。動画は、YouTubeに投稿してhtml埋込コードを取得しブログ原稿に張り付ける方が良いとのことなので試してみたい。このときも限定公開にする。


12)バイクを降りたときに三脚を使って撮影すると三脚が映りこむ。そこで、三脚を使わないペグ式自撮り棒を試作した。以下画像右は、キャン・ドゥで売っている自撮り棒先端にカメラネジを取付けた。ダイソーのLED式ガーデンライトの先端のペグ部分を追加すると地面に突きさしてペグ風に使用できるが、ペグがプラスチックなので地面がやわらかい場所用だ。全長最大約1m。ペグを使用しなければ普通の自撮り棒として活用できる。グリップ部をうまく隠せば自撮り棒の映りこみは無くなる。

画像左は自作ペグ式自撮り棒。地面が固い場合に使用する。全長約35㎝。どちらもTHETAの厚みより細く加工できているため、自撮り棒は映りこまない(でも影は映る)(^0^;



以下画像は、自作ペグ式自撮り棒の使用例。見事にカメラは消えているが直射日光下の撮影のため影が濃く出ている。当然この影は消せない。撮影は影のできにくい曇天のほうが良いかもしれない。

ペグ式自撮り棒によるカメラ消失効果 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

このように、ペグ式自撮り棒を設置した。



13)TEATA SCを単独で使用するときの映りこみを防ぐため、シャッター下部のところに銀色テープを貼る。裏面も同じ位置に貼る。このテープを貼るとTHETAを卓上等に置いてタイマー撮影するときに、銀色テープが鏡の役割をして床面のテクスチャーを映すためカメラの存在が消えてしまうのだ。



以下は、公園の野外テーブルの上に置いたTHETAに貼った銀色テープに床面のテーブル地が映りこんでカモフラージュ化されて、カメラの存在が分からないサンプル画像。直射日光下ではないのでカメラの影も無い。

銀色テープ貼りつけによるカメラ消失効果 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA





2018年7月11日水曜日

中華GoPro アクションカムデビュー              (ヘルメットあごマウント自作)

ついに中華GoPro アクションカムデビューした。以下動画はサンプル。
  
         



長年構想をあたためてきたアクションカム!?格安中華GoProを購入し、ヘルメットあごマウントを作って、GoPro純正の無料動画編集ソフトQuikで動画を編集してみた。

1)アマゾンで中華GoProのVANSKY ACTION CAMERAを約5,000円で購入。充電器、腕時計型リモコン、防水ケースを含むアクセサリーが約20点も付属する。

2)ダイソーで5㎜厚のポリエチレン製まな板を購入。概略寸法60㎜×70㎜にカットし、ボルト穴をあけ、あごマウントを作る。あごマウントを脱脂してドライヤーで加熱しながら付属のヘルメットマウントを付属の強力両面テープで貼り付け固定する。

3)ヤマハヘルメットGIBSONのヘルメットのあご部分を6㎜ボルトが貫通してあごマウントをヘルメット側でナットで固定できるように加工する。

4)組付け確認後、あごマウントを黒色塗装する。

5)接着されたヘルメットマウントに付属のマウントパーツを追加して防水カメラケースを取付けるが、乗車運転時にライダー姿勢が前傾するのでカメラのレンズ面がヘルメットシールド部と水平近くになるようになるべく少ないマウントパーツを組み合わせるのがコツ。

6)ヘルメットに装着後は腕時計型リモコンで操作するが、マウントパーツが少ないとカメラがあごのすぐ先にあり、近すぎてカメラが見えないので撮影状況が確認できないのが難点。撮影画像のセンターが水平線と同一になるようにカメラの上下位置をセットすると実際の目視に近い状態になることがわかる。

7)試行錯誤の末、延長マウントパーツを追加購入しあご先よりやや下側前方に延長してカメラケース部を装着した。少し前方に飛び出したようになったが、この位置では目視しながらカメラを手で直接操作可能なので撮影状態が確認できるので撮影ミスが無い。腕時計型リモコンはバックミラーステーに巻き付けて予備用とする。







8)動画編集アプリは、GoPro純正の無料アプリQuikをPlayストアよりダウンロードして利用する。このアプリは秀逸。選んだテンプレートにより簡単にスタイリッシュな動画が自動編集される。直感的な操作で分かりやすいし、編集後の最終画面に現れるGoProロゴマークの有無も選択できるので良い。

9)バイク降車後の撮影には、アマゾンで購入したsQuestの3way自撮り棒 軽量ラバーグリップ(型番:SQ-0001)に防水ケースのまま装着し自撮り棒を折りたたんでハンドグリップ状態で胸部にはさみみこんで、必要に応じ使用するのが実用的で便利。




















2018年7月4日水曜日

F650GS 防水ツールボックス自作

長年構想をあたためてきた!?オーバーランダー定番の塩ビ管のツールボックスをやっと作ってみた。


1)ホームセンターでVU100規格(内径100mm)の塩ビ管、底、ネジ式ふた、ジョイント、接続バンドと塩ビ用接着剤を購入用意し、現物合わせで加工組立する。バイク側との取付金具は現物合わせで別途購入する。

2)後部ツールボックスはF650GS用のSWモーテックのサイドパニアケース用ステーに取付けて、バイク本体の加工は無いようにした。概略外形寸法390㎜×φ125mm。容量約3リットル。工具の中で一番長尺のリアアクスルナットのソケットM24㎜のレンチ(380㎜)を収納できる。





3)後部より短めの前部ツールボックスは、SWモーテック製エンジンアンダーガードに取付けて、これもバイク本体の加工は無いようにした。概略外形寸法310㎜×φ125mm。容量約2.3リットル。





4)それぞれ組付け調整確認後、全体を黒色塗装する。

5)取付金具を取付け後のステーやアンダーガードとの塩ビ管のすべての接触部にゴムスポンジを挿入貼付けして振動防止対策をした。

6)塩ビ管ネジ式ふた部とステーが固定できるようダイソー製のワイヤー式鍵を取り付けた。



後部、前部ツールボックス装備



6)後部ツールボックスには工具類を1式収納した。前部ツールボックスには、チェーンオイル、パンク修理キット、ウエス類を収納。

後部ツールボックス収納工具
           

2か所のツールボックスにツール、小物消耗品類をすべて収納できるのでトップボックス、サイドパニアケースはすべてフリーとなり有効活用できるのが最大のメリット。

2018年7月1日日曜日

2013年モンゴル ツーリング (Motorcyclist誌2015年12月号掲載記事)

2013年6月のモンゴル ツーリングです。Motorcyclist誌2015年12月号に掲載された記事を備忘録としてアップしました。
2015年12月号