リアとフロント側のドローン空撮風静止画を撮ってみた。
画面をドラッグすると360度の景色を俯瞰できる。
THETA SCの接続部の自由雲台等がボディーの厚みより大きいと接続部の自由雲台等の映りこみが発生する。そこで、マルチスタンド石突部先端がTHETA厚みより細いことを利用して、映りこみを防ぐため以下の加工・工作を行う。
画面をドラッグすると360度の景色を俯瞰できる。
リア側ドローン空撮風画像 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
フロント側ドローン空撮風画像 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
360度カメラで空撮風画像が撮れることが分かり、自撮り棒を改造してさっそく試してみた。
THETA SCの接続部の自由雲台等がボディーの厚みより大きいと接続部の自由雲台等の映りこみが発生する。そこで、マルチスタンド石突部先端がTHETA厚みより細いことを利用して、映りこみを防ぐため以下の加工・工作を行う。
1)アマゾンでリコー360度カメラTHETA SCとサンワサプライマルチスタンド(一脚)(型番:DG-CAM14)を購入する。
2)アマゾンでカメラ用の「MENGS」SR-55 1/4インチネジ(19㎜×φ12㎜)を購入する。ホームセンターではカメラ用に使用されているユニファイネジは在庫していない。
3)このマルチスタンドは軸の太い方にカメラネジが付いていて、細い方には床面に固定するための石突が付いている。今回は通常の使用に反して、逆側の細い方にカメラネジを取り付けるため付いている石突を取り外す。
4)取り外した石突受け部を加工して1/4インチネジをエポキシ接着剤でスタンド先端部に取付ける。
6)ヘルメットあごマウントに使用したまな板の残りでスタンド受け部を加工する。スタンド受け穴とリアキャリア共締め用穴2か所をあける。概略寸法170㎜×140㎜。
7)スタンド受け部は、リアキャリアの前側2か所で共締めして固定する。共締め部の反対側のシート側には高さ25㎜のゴムスポンジをはさみ込みスタンド受け部に貼り付けて補強する。スタンド受け穴にスタンドを差し込み、スタンド上部はトップボックスにタイヤゴムバンドで固定できるようにする。ここまでで、加工・工作は完了。
8)アンドロイドのスマートフォンと連携するアプリは、PlayストアでTHETAとTHETA+をダウンロードする。
9)バイクでは、THETAを取り付けたスタンドをリアシートに立て、スマホとTHETA SCをwi-fi接続しスマホアプリのTHETAより静止画または動画を撮影する。スマホでのシャッター操作のためスマホが固定されていないと操作しにくいので、ハンドルに専用のスマホホルダーでスマホを固定する。リア側から撮影するときはスタンドは1段のみ延ばす。フロント側撮影時は2段延ばす。
リアからドローン空撮風に撮るセッティング (参考・参照サイト:古川昭夫さんfacebook) |
フロントからドローン空撮風に撮るセッティング |
10)スマホアプリのTHETA+により動画の前後を短縮したり、音楽を入れて編集できる。静止画はTHETAアプリからすぐtheta360.comに投稿できる。360度動画はYouTubeとfacebookが対応。LINEは静止画は360度対応、動画は180度に変換されて表示されるようだ。
11)theta360.comに限定公開で投稿した画像は、html埋込コードを取得しブログ原稿に張り付けられる。ただし5MBまでの容量制限があるので静止画のみ。動画は、YouTubeに投稿してhtml埋込コードを取得しブログ原稿に張り付ける方が良いとのことなので試してみたい。このときも限定公開にする。
12)バイクを降りたときに三脚を使って撮影すると三脚が映りこむ。そこで、三脚を使わないペグ式自撮り棒を試作した。以下画像右は、キャン・ドゥで売っている自撮り棒先端にカメラネジを取付けた。ダイソーのLED式ガーデンライトの先端のペグ部分を追加すると地面に突きさしてペグ風に使用できるが、ペグがプラスチックなので地面がやわらかい場所用だ。全長最大約1m。ペグを使用しなければ普通の自撮り棒として活用できる。グリップ部をうまく隠せば自撮り棒の映りこみは無くなる。
画像左は自作ペグ式自撮り棒。地面が固い場合に使用する。全長約35㎝。どちらもTHETAの厚みより細く加工できているため、自撮り棒は映りこまない(でも影は映る)(^0^;
以下画像は、自作ペグ式自撮り棒の使用例。見事にカメラは消えているが直射日光下の撮影のため影が濃く出ている。当然この影は消せない。撮影は影のできにくい曇天のほうが良いかもしれない。
ペグ式自撮り棒によるカメラ消失効果 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
このように、ペグ式自撮り棒を設置した。
13)TEATA SCを単独で使用するときの映りこみを防ぐため、シャッター下部のところに銀色テープを貼る。裏面も同じ位置に貼る。このテープを貼るとTHETAを卓上等に置いてタイマー撮影するときに、銀色テープが鏡の役割をして床面のテクスチャーを映すためカメラの存在が消えてしまうのだ。
以下は、公園の野外テーブルの上に置いたTHETAに貼った銀色テープに床面のテーブル地が映りこんでカモフラージュ化されて、カメラの存在が分からないサンプル画像。直射日光下ではないのでカメラの影も無い。
銀色テープ貼りつけによるカメラ消失効果 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA