2022年3月20日日曜日

Amazonで購入したLS2ヘルメットはスーパーコピーか

AmazonDOTまたはSG規格認定と表記されている、LS2オフロードヘルメットを購入した。スタイリッシュなオフロードヘルメットを探していてAmazonLS2に行き着いたのだ。

 DOTまたはSG認定品で価格は16,800円と安い。サイズは通常LサイズなのでXXL5960㎝)を注文、カラーリングはグレイ地にオレンジのストライプが入って格好良い。               

                   

  約10日ほど待って中国から雑なガムテープぐるぐる巻き梱包で到着。商品自体はなかなかの出来栄えで質感も問題なく本物っぽい。サイズは両頬のパッド部が厚くて頬がきつく、国産のヘルメットより全体にきつめ。だが慣れればまあ問題ないかと思うレベル、もう1サイズ大きくても良いか。さて、次にSG規格のシール類を探すがどこにも無い。

           

 そこで、Amazonから出品者に質問した。「DOTまたはSG規格認定とあるが、ヘルメットのどこにもその記載が無い、どうしてですか」と。答えは、何故か「間違いなく認定品ですが、今回1,500円返金させてもらいます」!?ということで、この返答を了承して結局15,300円で買ったことになる。

ここで、このカラクリを色々調べてみた。

 ドイツ本社のLS2メーカーホームページを調べると、このヘルメットはオフロードヘルメットPioneer Evo MX436 KNIGHTと呼称されていることが分かった。サイズ表を見るとL5960㎝)、XL6162㎝)とサイズ表記がAmazon 商品とは異なっている。DOTまたはSG規格と同等のヨーロッパ規格のECE22.05だ。ホームページ商品紹介ではヘルメット後部下にECER22.05の表示がある。                   

      

 次に、日本での代理店を調べてみると株式会社セイデンが取り扱っていることが判明した。ここのホームページでは、LS2ヘルメットは在庫が無く全て品切れとなっているので日本ではLS2ヘルメットは202111月現在購入できない。またLS2オフロードヘルメットの取り扱いは無い。つまり、Pioneer Evo製品は日本では正規代理店からまだ販売もされていないし当然SG規格も未取得であることが分かる。

 さらに、LS2ヘルメットを検索していると、FCMOTOなるネット販売を発見した。品名もメーカーサイトと同じPioneer Evo KNIGHTだ。

 そこでの価格は16,855円だが、初回ニュースレター購読登録で10%引き、つまり15,170円+日本への送料が2,628円なので、約18,000円となるはずだ。ヘルメット後部下にはしっかりとECE規格マークもついている。なので、FCMOTOで正規品を買うのがベストと思われる。                                    


 結局、はっきりとは解明できないがAmazonで購入したLS2ヘルメットはスーパーコピーの疑惑が高いという結論になった。              

アマゾン

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08L7PGXB2/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

LS2メーカーページ

https://ls2helmets.com/de/enduro/pioneer-evo

日本代理店

https://ls2helmets.jp/

FCMOTO

https://www.fc-moto.de/epages/fcm.sf/ja_JP/;IC_DeliveryCountry=JP;IC_IP2Location_Locale=ja_JP;IC_TargetCurrency=JPY;IC_TopicWorld=134136700?

                                             以上

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