2022年4月2日土曜日

F650GS(TWIN)ユーザー車検覚書

 F650GSTWIN800ccのユーザー車検を受けたので以下覚書を記す。

1.継続検査費用

1)継続検査料 1,700

2)重量税   4,600円 (登録後13年を超える場合)

3)自賠責保険 9,270円 24か月(自賠責保険250㏄以下 9,770円 24か月)

計 15,570円   

2.必要書類

)車検証

2)自賠責保険証明書 

3)納税証明書 注1)

4)点検整備記録簿(整備手帳)注2)

注1)毎年支払う軽自動車税の領収書が「軽自動車税納税証明書」。紛失したら再発行してもらう。

注2)自分で整備記録を記入し作成する。

 以上を、事前に準備する。


 自動車検査インターネット予約システム(土日除く14日先までの予約が可能)で車検受験予約する。

自動車検査インターネット予約システム:

https://www.reserve.naltec.go.jp/web/ap-entry?slinky___page=forward:A1001_01

 

車検当日、予約時間前にバイクを陸運局車検場前に乗り入れ停止線で停車、待機する。

陸運局継続検査窓口で1)車検証を提示し以下5),6),7)書類を受け取り収入印紙貼付け後、継続して自賠責保険に加入、保険証書を受け取ったら車検場に向かい車検を受ける。

5)自動車検査票

インターネット予約システムで必要項目が入力印字されているので、住所のみ手書き記入する。販売窓口で1,700円分の収入印紙(1,300円と400円の印紙)を購入、貼ってもらう。

6)自動車重量税納付書

住所のみ手書き記入する。販売窓口で4,600円分の収入印紙(1,300円と400円の印紙)を購入、貼ってもらう。

7) 継続OCRシート(専用3号様式)

 

3.TIPS

1)前照灯検査は、事前に自作治具でヘッドライト位置を確認しヘッドライト上下左右位置をマーキングしておく。万が一の微調整に備えヘックスレンチT40を持参する。

2)40㎞速度メーター検査は後輪で測定。

3)原動機型式は、エンジンクランクケース右側下部に記載されている。マフラーとエンジンガードステー(後付け)が邪魔して非常に見えにくい。

後輪フットブレーキ奥側エンジンクランクケース下部を左から照明を当て、図示のように右前方からマフラーとエンジンガードステーの隙間から覗く。
                                     以上



                                     


2022年3月20日日曜日

Amazonで購入したLS2ヘルメットはスーパーコピーか

AmazonDOTまたはSG規格認定と表記されている、LS2オフロードヘルメットを購入した。スタイリッシュなオフロードヘルメットを探していてAmazonLS2に行き着いたのだ。

 DOTまたはSG認定品で価格は16,800円と安い。サイズは通常LサイズなのでXXL5960㎝)を注文、カラーリングはグレイ地にオレンジのストライプが入って格好良い。               

                   

  約10日ほど待って中国から雑なガムテープぐるぐる巻き梱包で到着。商品自体はなかなかの出来栄えで質感も問題なく本物っぽい。サイズは両頬のパッド部が厚くて頬がきつく、国産のヘルメットより全体にきつめ。だが慣れればまあ問題ないかと思うレベル、もう1サイズ大きくても良いか。さて、次にSG規格のシール類を探すがどこにも無い。

           

 そこで、Amazonから出品者に質問した。「DOTまたはSG規格認定とあるが、ヘルメットのどこにもその記載が無い、どうしてですか」と。答えは、何故か「間違いなく認定品ですが、今回1,500円返金させてもらいます」!?ということで、この返答を了承して結局15,300円で買ったことになる。

ここで、このカラクリを色々調べてみた。

 ドイツ本社のLS2メーカーホームページを調べると、このヘルメットはオフロードヘルメットPioneer Evo MX436 KNIGHTと呼称されていることが分かった。サイズ表を見るとL5960㎝)、XL6162㎝)とサイズ表記がAmazon 商品とは異なっている。DOTまたはSG規格と同等のヨーロッパ規格のECE22.05だ。ホームページ商品紹介ではヘルメット後部下にECER22.05の表示がある。                   

      

 次に、日本での代理店を調べてみると株式会社セイデンが取り扱っていることが判明した。ここのホームページでは、LS2ヘルメットは在庫が無く全て品切れとなっているので日本ではLS2ヘルメットは202111月現在購入できない。またLS2オフロードヘルメットの取り扱いは無い。つまり、Pioneer Evo製品は日本では正規代理店からまだ販売もされていないし当然SG規格も未取得であることが分かる。

 さらに、LS2ヘルメットを検索していると、FCMOTOなるネット販売を発見した。品名もメーカーサイトと同じPioneer Evo KNIGHTだ。

 そこでの価格は16,855円だが、初回ニュースレター購読登録で10%引き、つまり15,170円+日本への送料が2,628円なので、約18,000円となるはずだ。ヘルメット後部下にはしっかりとECE規格マークもついている。なので、FCMOTOで正規品を買うのがベストと思われる。                                    


 結局、はっきりとは解明できないがAmazonで購入したLS2ヘルメットはスーパーコピーの疑惑が高いという結論になった。              

アマゾン

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08L7PGXB2/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

LS2メーカーページ

https://ls2helmets.com/de/enduro/pioneer-evo

日本代理店

https://ls2helmets.jp/

FCMOTO

https://www.fc-moto.de/epages/fcm.sf/ja_JP/;IC_DeliveryCountry=JP;IC_IP2Location_Locale=ja_JP;IC_TargetCurrency=JPY;IC_TopicWorld=134136700?

                                             以上

バッテリー診断

 

 間もなくF650GS(TWIN)のユーザー車検が近づいてきた。バッテリーをどうするか。前回交換から48か月経過している。コロナ禍で出番が減り走行距離は5,800㎞ほどと少ない。

 通常保管時は、バッテリーからリード線を延長してバッテリーテンダーで常時フロート充電している。           

 保管時のバッテリーの充電方法は車載バッテリーから延長リード線を出してカプラー経由で下記のバッテリーテンダーに接続している。        

電圧はあってもバッテリーは突然死する。これは、CCL(コールド・クランキング・アンペア)が下がってセルモータを回すパワーが落ちる。また、バッテリー内部の化学変化により内部抵抗が増加することで蓄電性能が劣化し寿命を迎えることとなる。

 これまで、自宅を出たところで突然死、また近郊ツーリング中に突然死を経験している。そこで、48か月経過しているバッテリーの劣化具合を診断してみたいと思い、下記のバッテリーチェッカーを購入した。

ADPOWバッテリーテスター 自動車バッテリー診断 電圧 抵抗 CCA値測定 型式AE300 @3,399円

                


https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07TBCZW2P/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

測定方法:

1)リード線クランプ赤をバッテリーの+端子に接続、黒を-端子に接続する。

2)本体の電源ボタンを押すとビープ音とともにディスプレイ画面デモが始まる。

OKボタンを押すとCCA設定画面になる。

矢印↑↓キーで基準CCA(例200A)(SELキーで桁移動)をセットし、OKボタンを押す。

3)しばらくして画面に電圧値と内部抵抗値が表示される。さらに上段バーにバッテリー状態判定(Good 等)が表示される。

4)SELボタンを押すとCCA測定モードになりCCA基準値と測定値が表示される。上段バーに状態判定(Good 等)が表示される。

現在使用中のバッテリー:

GSユアサ YTX14-BS 12V 12Ah CCA 200A Made in Indonesia 

2017626日 走行距離72,111㎞時交換

2022228日 48か月経過 現在走行距離77,875㎞  5,764㎞経過

 

バッテリー

電圧(V

内部抵抗

(mΩ)

基準CCA値(A

 CCA

(A)

判定

備考

1回目

13.06

    1,170

    200

     265

Not Good

満充電後

測定

2回目

    13.02

    1,179

    200

     260

同上

同上

3回目

  12.78

    1,270

    200

     226

同上

満充電1日経過後測定

注)ちなみに、これはGSユアサ純正品

 

測定してみると内部抵抗が、1,200mΩほどあり異常に高い。

そこで、考えてみるとバッテリー端子からリード線を出して、アクセスしやすい位置にカプラーを車体に固定している。バイク保管状態ではカプラーからさらに延長リード線経由バッテリーチェッカーで測定している。

                  


 そこで、バイクの上部カバーにアクセスし、バッテリーとリード線を取り出した。このカプラー経由延長リード線の長さは1.2m、往復で2.4mある。手持ちの別のテスターでリード線の抵抗値を測ると1.11.2Ωを示した。つまり、1,1001,200mΩだ。これは、リード線の抵抗値を測っていることに気付き、直接バッテリー端子に接続して測定した。結果は、約12mΩであった。

                

 

実際の配線は、左側の赤黒端子をバッテリーに接続、カプラーから右側のリード線を延長してバッテリーテンダーに接続して充電している。

              

GSユアサ YTX14-BS 12V 12Ah CCA 200A Made in Indonesia 

リード線無しバッテリーダイレクト測定

 

バッテリー

電圧(V

内部抵抗

(mΩ)

基準CCA値(A

 CCA

(A)

判定

備考

1回目

13.21

 11.97

    200

     265

Good

満充電後

測定

2回目

    13.15

 11.94

    200

     261

同上

同上

3回目

  13.11

 11.93

    200

     259

同上

同上

 当初、リード線経由での測定値が1,200mΩと異常に高いのに驚き、早速同等品の新品を手配した。同じユアサバッテリーを手配したつもりだったが、到着品をよく見るとGSマークが無く単なるユアサに注意。GSユアサ・サポートに電話してみるとGSユアサとは全く関係無い台湾メーカーとのこと。                 

ユアサ YTX14-BS 12V 12Ah CCA 200A Made in Taiwan @8,780円+送料@990円  9,770    

  

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B005I4EYLY/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

リード線無しバッテリーダイレクト測定

 

バッテリー

電圧(V

内部抵抗

(mΩ)

基準CCA値(A

 CCA

(A)

判定

備考

1回目

13.20

    11.85

    200

     267

同上

満充電後

測定

2回目

    13.14

    11.75

    200

     265

同上

同上

3回目

  12.88

    12.75

    200

     228

同上

到着時充電済測定

注)ちなみに、これはユアサ(台湾製)でGSユアサとは何の関係も無い会社とのこと。

 

これも、約12mΩGSユアサ製とほぼ同様である。CCA測定値も約260Aとほぼ同じである。

内部抵抗とCCA値の判定結果は、48か月経過の純正GSユアサバッテリーと別会社の台湾ユアサの新品バッテリーとほぼ同じでGoodであり、以外にもほとんど劣化していないという結果となった。

 

せっかく新品バッテリーを購入したので台湾ユアサ製に交換して、車検整備とした。

 

ネット上で調べたバッテリーの交換目安判断:

1)始動性能

CCA測定値(A÷CCA規定値(A))×100%=85%以上で正常

例)CCA規定値200Aの場合、200A×0.85=170A

注)CCACold Cranking Ampere-18度(華氏0度)で放電した時30sec後の電圧が7.2V以上になる放電電流のこと。実際にはこのような試験環境は構築できないのでテスター内部で模擬的に演算している。

2)蓄電性能

バッテリー内部抵抗値10mΩ前後が正常 20mΩ以上は交換時期

注)GSユアサ・サポートに電話して確認したが、バッテリー保証期間は12か月または2万㎞経過とのこと。バッテリー内部抵抗値は公表していないのでコメント不能とのこと。

3)充電性能

満充電で13V以上が正常

バッテリーは、温度が下がると内部抵抗が上昇して、作動電圧と容量が低下する。結果として、スターター電圧が下がるので始動時のクランキング回転数が低下する。1気温が下がると、バッテリー内部の化学変化が遅くなり起電力が下がるため、約1%電圧降下する。

例)25から5下がると、13×0.95=12.35V

注2)経験的に1日充電しないと、0.01V電圧降下する。

例)満充電から、1か月無充電の場合のバッテリー電圧は、

13V-(0.01V×30=0.3V)=12.7V


バッテリー単体でのバッテリー性能評価の目安は以下。

バッテリー電圧(V

充電状態(%

 気温(

12.6

100

 

25

12.2

50

10.5

  0

 

                   


                                                                                  以上


2020年1月25日土曜日

「バイクに乗れなくなるかもしれない危機」を脱出!



1.まえがき
2019年4月から10月末まで約7か月間で頚椎症性神経根症を完治でき、「バイクに乗れなくなるかもしれない危機」を脱出できた。発症から完治までの経緯を公表することで同じ頚椎症のバイカーの方々への情報提供とわずかでも希望を見出すことができて、「バイクを乗れなくなるかもしれない危機」を脱出できればという想いで完治までの顛末をまとめてみた。

I had been cervical spondylosis from April 2019. I had been felt neck and right shoulder pain.That meant crisis that I could not  ride motorcycle anymore.  I had gone in orthopedics firstly and then I had gone to acupuncture and rehabilitation for three months. After that, I had continued daily walking and self-exercise until now. Finally now, I escaped the crisis that might not ride motorcycle. It took seven months until complete recovery of pain.

I recommend you to have acupuncture firstly to remove pain, then daily walking. You can ride again. I hope you are getting well all.

2.症状と経過
1)2019年初め
 今年の初めころから、右足首の前側がピリピリしたような軽い違和感と、右お尻中ほどに同じような軽い違和感があったが、3月にはその違和感が軽い痛みになってきていた。

2)3月
右肩が異常に凝って、夜寝るときに仰向けになると右肩に痛みがありおかしいなと思い始めた。当初は肩の鈍痛だったが、現在は肩から腕全体にかけての痺れるような痛みになってい。さらに腕全体が血行不良みたいで冷たく感じるようなときがあ。首は少し重い感じがあり、後ろにそらすようにすると痛みがあ

うつ伏せになって頭を持ち上げるようにして本を読んだりすると、首が辛いのと肩から腕にかけての痛みが強く出。首を起こすように動かすと頸椎が神経を圧迫して一番痛みが出るようで、バイクの乗車姿勢がこれに該当する。バイクに乗るのはしばらく無理みたいだバイクに乗ると振動で痛みのある箇所に響いて痛く不快だ。

3)4月
近所の形外科初受診し頚椎症と診断される。同時に整形外科に併設されているリハビリテーションでリハビリを受けてきた。電気治療と運動マッサージだ。首のけん引は痛みがあるので止めている。飲み薬は、鎮痛剤のセレコックス錠を処方されたがまったく効かず、途中から神経痛用のノイロトロピン錠に変更したが、痛みが消えたわけではなく効いているかどうかよくわからない。

症状が出てから1か月以上が経過して肩が痛いだけではなく腕が痺れるような症状が出て来た。神経が圧迫されて発生している痛みが原因のようだ

痛みの強さかなり不快なときがあ。寝るときとか首の位置を変えると痛みが出て、夜中に何度か目が覚め。日中もずーっと痛みが自覚出来て、独り言で「」とつぶやいてしまうような不快感がある夜眠れないので、抱き枕が良いと聞きL型とI型を二本買い楽な姿勢を追求しながら寝ている現状。腕をさすってみたり、痛みが出て寝れないときは処方薬の湿布を2枚貼って気を紛らわしている




薬を飲んでもリハビリをしても症状の改善はあまり実感できずこれは時間かるかも、と覚悟している。というわけここ1ヶ月以上運動らしい運動をしていないもうバイクに乗れなくなるかもしれないと思い憂鬱だ。22日右握力33㎏(通常41㎏)と下がっていた。

4)5月

右握力34㎏、左握力43㎏であった。右握力は落ちたまま。左は正常だ。整形外科の処方だけでは治らないと思い、良いものは何でもやってみようとカイロプラクティック整体を受けてみた。整体師と話をしていて分かってきたことだが、孫の抱っこのし過ぎが原因のようにも思えてきた。もうすぐ4歳になる孫の体重は15㎏くらいだ。すくなくともここ2年間右手のみで抱っこして右肩が落ちて巻き込み肩になってきたせいかもしれない。


整形外科のリハビリにも行く。肩内部筋肉の患部以外の肩のハリ、腕のハリは大分取れて楽になってきた。
2回のカイロプラクティックのマッサージによって右肩の患部のひどい凝りがほぐれかけてきた。右腕の痺れも最悪時の20%くらいに軽減されてきた。

これからは、生活習慣を改善し、胸張り猫背解消、前首折れ解消、背骨顔位置歪み改善(仰向きに寝るだけ、また猫背をやめ首を正常位置に持ってくるだけで神経を圧迫せず右肩から手指にかけ痛みと痺れが来ない状態)温泉での温熱、首のストレッチ、強化運動による首回り筋肉強化。整形外科のリハビリ(電気、運動)、整体やカイロプラクティックによる体幹の歪とり。アーモンドの蜂蜜漬けでプロポリスとビタミンEを摂取し血行改善。補足的に整形外科でもらう神経系炎症の痛み止め(ノイロトロピン錠)とする。
 
5)6月
7回目のカイロプラクティックを受ける。次回で終了予定。カイロプラクティックは1回の整体マッサージが30分ほどと短く何回も回数を重ねないといけないので効率が悪い。初めての鍼・マッサージを受ける。右肩に異常な盛り上がり有り。肩甲骨は正常、前部の胸筋肉のハリ、凝りが主な原因とのこと。施術約1時間だ。鍼は保険がきき@3,000円と安い。良い感じなので一週間後の再診を予定した。5月末くらいから処方薬のノイロトロピン錠はもう飲んでいない。右肩痛みの芯は残っているが、少しづつ軽減しつつある。


カイロプラクティックの整体やマッサージは自分でするストレッチやウオーキングで代替できると思い始めた。これからはカイロプラクティックから鍼・マッサージに変更し整形外科のリハビリと併用したい。2回目の鍼・マッサージ受けた。劇的に効き右肩前部のしこりが取れた。

8回目の最後のカイロプラクティックを受ける。歩くことが整体効果になると思って、始めて10km歩く。

6)7月
右肩大分楽になる。が、右肩上部に凝りが集中してまだ肩が重く不快に感じる。3回目の鍼・マッサージを受ける。右肩上部の凝りをほぐしてもらう。利き腕側の大胸筋が固くなって肩部筋肉を前側に引っ張ることにより肩甲骨が前側に引っ張られていて、巻肩状態になっていて左右のバランスが崩れていることを指摘される。そこで、大胸筋伸ばしの対応ストレッチを教えてもらう。

整形外科受診・リハビリーテーション 右握力43㎏ 左握力44㎏。正常値に戻っている。右肩にまだしこりがあるがもうほぼ回復した感じだ。整形外科リハビリも次回で最後としたい。発症・受診から約4か月でほぼ9割方快方に至ったと思う。再発しないように願う。これで、元通りバイクに乗れそうだ。

 ピラティス教室に週1回(3か月単位)通って体幹を鍛え始めた。足指の柔軟運動を併用する。プールで水泳する。

 7月の最終日、整形外科リハビリに行きおかげで良くなったから今日を最終日にしたい旨告げる。リハビリ室の理学療法士の診断では9割方快癒したとのこと。自覚症状として、右肩周囲が重たい感じがして右手がかすかに痺れる感じがするけど間もなく快癒が近いという実感がある。肩から腕にかけて拘縮している細かい神経をマッサージやストレッチで少しずつほぐして機能回復している感じだ。でもこの少しの違和感が完全に解消するにはまだ1ヶ月くらいかかる気がする。ウオーキング距離7月計67km。

7)8月
リハビリのためプールで始めて泳ぐ。しつこい右肩の凝り解消のため盆明けに4回目の鍼・マッサージを受ける。ウオーキングやストレッチや運動を継続してきた成果で肩の違和感も残り5%くらいまで回復した感じだ。これで、「バイクに乗れなくなるかもしれない危機」は脱した、と言える。ウオーキング距離8月計91km。

8) 9月
ウオーキングが日常の習慣のようになってきた。肩の違和感はほぼ無くなり残り1%くらいか。バイクも乗り始めた。ウオーキング距離9月計124km。

9)10月
今では、肩の違和感も全く無くなった。毎日のウオーキングと週一回のティラピス教室へ通う日常となっている。今月のウオーキング距離168km。10kmを2時間で歩けるようになった。時速5kmで歩けるようになったので、完治宣言としたい。4月初めの整形外科受診から完治まで約7か月かかったことになる。

3.診断結果とその特長
整形外科での首部CT画像診断の結果、病名は頚椎症とのこと原因は加齢と姿勢の悪さだという。首の頸椎変形、ズレと椎間板の減少が認められ、神経を圧迫して神経につながる筋肉が炎症を起こしていて痛みが出ているという。首の神経が圧迫されていることより痛みを感じるのが神経痛が、その原因としては重いものとしては頚椎椎間板ヘルニア、軽いものとしては頚椎症性神経根症があるらしい。今回の症状は軽い方のようだ。
医者の診断は頚椎症とおおざっぱだが、頚椎症性神経根症と自分で診断した。
 
その後念のため、日赤でのMRI検査受診。および整形外科で首を上にそらした状態と、下にそらした状態をCT再度撮影。診断結果は、5番頸椎がズレ、6番頸椎が椎間板減少で脊髄を保護している髄液が無い状態で脊髄を圧迫している。頸椎から出ている左右の神経が通る穴(神経根)が左に比べて右の穴の直径が半分程度になっている。右に症状が出やすい。頸椎の前後の変形は特に問題は無くストレートネックでは無い。診断は以前のCT撮影診断時と同様。握力は左49、右37と回復している。

頸椎模型前面(腹面)
頸椎(椎体:白色)7個  
水色は椎間板
頚髄(神経根:黄色)C1~C8 画像ではC7までだが、その下にC8がある

痛みの場所から見ると、C5,C6,C7が原因のようだ

       頸椎模式図前面(腹面)
胸椎(椎体)12個ある内T3まで表示
神経根 T1~T12
痛みの場所から見ると、T1が原因のようだ

野村望氏「頚椎症性神経根症を患う」より引用
       


4.症状のメカニズム
症状のメカニズムは以下のようだ。
神経根を圧迫する→感覚神経を刺激し痛みを感じる→脊髄に痛みが伝達する→脳に痛みが伝達する→交感神経を刺激し血管が収縮→血流が悪くなる→筋肉の酸素・栄養不足→痛みを起こす物質の生成→感覚神経を刺激し痛みを感じる→脊髄に痛みが伝達する→脳に痛みが伝達する→交感神経を刺激し血管が収縮→血流が悪くなる、の悪循環ループに入る。


同時に神経根を圧迫する→運動神経を刺激し筋肉が緊張する→筋肉が異常収縮(拘縮、しこり)する→血流が悪くなる→筋肉の酸素・栄養不足→痛みを起こす物質の生成→感覚神経を刺激し痛みを感じる→脊髄に痛みが伝達する→脳に痛みが伝達する→交感神経を刺激し血管が収縮→血流が悪くなる、の悪循環ループに入る。

5.治療法
痛みやしびれのある筋肉の拘縮が起きると、拘縮した筋肉が炎症を起こしたように何らかの変成をしてしまうのではないかと思っていたが、変成をした筋肉はストレッチやマッサージや鍼で時間をかければ元通りに戻るのを体感した。

1)整形外科

CTやMRIの画像診断で自分の症状を確定するのに有効。残念なことに、人体を臓器パーツの集まりととらえ各パーツをばらばらに診て運動機能の側面からのみとらえる。根本原因である右肩部の凝りや腫れを治す治療はしない。対症療法として痛み止め薬を処方するが効かないし根本対策ではない。患者の痛みは無視してすぐリハビリで機能回復運動を始める。CT画像のみで頚椎症と診断され、凝りがあると訴える肩をまったく見ず身体の全体像をみない。ただし、リハビリの首と腕の運動法は機能回復の観点から有効である。痛みの根本原因である筋肉拘縮による痛みを取る治療は以下優先順位による。


2)末梢性神経障害治療薬の服用
 消炎・鎮痛剤「メチコバール」の服用により痛みを取ることを優先する。整形外科では処方されない可能性があるので、脳神経外科で処方してもらうように病院を使い分ける必要がある。私の場合は「メチコバール」は処方されず服用していないが、まずこれを試すべきと思うに至った。通常は、神経系炎症の痛み止めノイロトロピン錠を処方される。

3)鍼・マッサージ
拘縮している患部に直接鍼を打った後でマッサージを行うので、カイロプラクティックなどのマッサージや自分でするストレッチや運動にくらべて効果は抜群である。全4回治療受ける。カイロプラクティック整体と鍼・マッサージを併用したが、鍼・マッサージだけで良いと思う。施術時間は1時間強で、しかも鍼は保険がきくので格安で効果的である。

4)整形外科のリハビリテーション

首と腕の運動法は筋肉を強化する運動である。機能回復の観点から有効である。リハビリは約20回通院した。


5)カイロプラクティック整体
身体の不具合は、身体のアンバランスが原因でその不具合を整体により治すという観点のマッサージだ。初期の痛みを取る時は有効だが、頚椎症による右肩筋肉の拘縮が原因なので身体のアンバランスを矯正するアプローチは少し違うと思う。整体効果は自分でできるストレッチ、運動、ウオーキングとかで同様効果があることに気づく。約8回治療受ける。施術時間が約30分と短いのが難点だ。

6.疑問点
1)頸椎の椎間板変成による神経圧迫が加齢により誰にでも起こるが、痛みやしびれが頚椎症として発症しない人もいるのはなぜか。

2)頸椎の椎間板変成による神経圧迫の病状が発症する症状と比例せず個人差があるのはなぜか。

3)上記1)、2)が意味することは病状と症状に因果関係がなく、神経圧迫が原因の一つだがすべてではないことになる。従って、一度頚椎症が発症した人でほぼ完治した人の再発可能性も個人差があるのはなぜか。

7.今後の対応
1)肩関節の運動とストレッチ、ストレッチポールとボールを使って自分の体重で肩、腕、首の筋肉をストレッチして良くほぐす。拘縮した筋肉をストレッチポールとボールで自分の体重で良くほぐすのが効果的だ。


2)整形外科リハビリテーション指導による首と右腕のインナーマッスルの筋肉強化を図る。あわせて猫背、巻肩矯正の正しい姿勢維持を心がける。以下、首周囲の筋肉強化運動。


腕の筋肉強化運動は、右腕を手首を立てて床に水平に出して、左右前後上記と同様の運動をして拘縮で弱った右肩や腕のインナーマッスルを強化する。
3)寝るときの枕はタオルを丸く巻いて首にくぼみに挟んで寝て頸椎を延ばす。
4)整体効果は歩くことで同じ効果があるのでできれば隔日5~10km歩く。月100km目標。
5)ピラティスやストレッチ教室に週1回通って体幹を鍛え柔軟性を保つ。さらに足指の柔軟運動を併用する。
6)猫背を防ぎ正しい姿勢を維持するため、パソコン机の椅子を止めてバランスボール(65 cm) を椅子代わりにする。

以上項目を目標としてきたが、ほぼ完治状態となった現在は4)5)6)項目を実施して体調を維持している。歩くことで整体効果・体幹強化・心肺機能強化を強化し、ピラティス教室や自宅でのストレッチや筋力強化で柔軟性を維持するようにしている。


(補足)
私の友人が、2019年11月同じような症状を訴え脳神経外科を受診し頸椎椎間板ヘルニアと診断された。首や肩の痛みを訴えていたが、脳神経外科で「メチコバール」を処方され服用したら痛みが引き症状が改善されたとのこと。この薬の有効成分メコバラミンはビタミンB12の部類で、しびれや痛みをともなう末梢性神経障害の治療に広く用いられるらしい。

私が受診した痛みに無関心な整形外科では消炎・鎮痛剤の「セレコックス」は処方されたがまったく効かなかったし、鎮痛に対するアプローチが「セレコックス」と「メチコバール」ではまったく違うものと推定される。整形外科の処方薬のレパートリーに無いのか「メチコバール」は処方されなかった。効いたか効いていないか良く分からない痛み止め処方薬のノイロトロピン錠を服用する時機に飲めば効果があった可能性が高い。痛み止め処方薬として「メチコバール」の服用は有力な選択肢と思われる。

一方、頚椎症治療薬として漢方薬のアプローチもある。最低3か月間の服用が基本単位とのことだが、結局患部の血行を良くする体質改善的なアプローチと思われるので、ウオーキングにより代替できると思われ不要と考えられる。

これまで、バイクに乗り続ける体力づくりはストレッチや主に腹筋や背筋や腕立て伏せによる筋力強化を続けてきたが、ウオーキングこそが最強の体力強化法と思い至った。

2019年12月
                                       以 上

引用及び参考文献
野村望氏「頚椎症性神経根症を患う」